災害時の口腔ケア

2018年07月31日

毎日暑い日が続いていますが、皆さんご体調崩されていないでしょうか。

最近、地震や豪雨などがあり、

いざというときに備えておきたいなと思うことありませんか?
そこで今回は災害時の口腔ケア方法についてご紹介します。
災害にあった時に歯磨きがそんなに大切??と思われるかもしれませんが、お口の中に細菌が増えてしまうと、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。特に肺炎になりやすい高齢の方は、注意が必要になります。

① 歯ブラシが無いとき
食後に30ml程度の水やお茶でしっかりうがいをしましょう。
ハンカチなどを指に巻いて歯を拭うと、汚れをとる効果があります。
<唾液を出しましょう>
唾液は口の中の汚れや菌を洗い流す働きがあります。そこで食事の時はよく噛んで唾液を出したり、唾液腺(耳の下、頬、顎の下)マッサージなどを行いましょう。

② 水が少ないとき
水30mlをコップに準備し、その水で歯ブラシを濡らし歯磨きをしましょう。
歯ブラシが汚れてきたらティッシュペーパーなどでふき取ります。
最後にコップのお水ですすぎましょう。

 

うがい薬、液体ハミガキ、洗口液などがある場合は、ご使用頂くと効果的です。
もしもの時に備えて、歯ブラシや、補助的清掃用具、洗口剤などのオーラルケア用品も避難袋に入れておきたいですね。

 

歯科衛生士 藤原有紗

西宮北口 阪急西宮ガーデンズ真横の歯医者さん
あおばヒロ歯科クリニック

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