咬み合わせを悪くする習慣

2015年01月26日

【2024.2.13更新】

歯並びの悪さ、噛みあわせの悪さは生まれつきのもの!!

そう思ってらっしゃる方がほとんどかと思いますが、

日常生活の中で悪くしてしまっている事もあるんです。

例えば

頬づえをつく

うつ伏せ寝をする

歯を舌で押す癖がある

片噛みをする  etc…

西宮北口 歯医者 癖をやめよう

 

 

 

 

歯の矯正治療の時に必要な力は、大きくても僅か数百グラムです。数百グラムの力で歯は動くのです

ですから上記の事を日常的にしていると・・・・。

どうなるかわかりますよね。

頬杖をつく

西宮北口 歯医者 頬杖頬づえ、よくしてしまいますよね。

何か考え事をしていたり、授業や仕事をしたり、リラックスして座っている際によくしてしまう習慣の一つです。

頬づえは、見た目や姿勢だけでなく、口の健康にも影響を及ぼすことがあります。

頬づえは、自分の頭の重さ約4~5kgを手で支えているため、その重さが、頬や顎に力としてかかります。顎の下に手を置くと、上下の歯に対して圧力が増しますし、頬に手を置くと、横からの圧力が増します。

特に成長期の子どもがすると、歯ならびがゆがんでします可能性があります。

また、顎関節にも過度の力がかかるため、顎関節症の原因の一つになることがあります。

歯だけではなく背中や首にも負担がかかり、姿勢が悪化することも。

まずは、頬づえをついていることに気付いたらやめるようにしましょう。

正しい姿勢を意識したり、いつも使用している机や椅子を見直すことで姿勢を保ちやすくなることもあるそうです。

頬づえはそれほど悪い影響がでるとは思えないかもしれませんが、その影響は予想以上に大きいです。意識的な改善をして、頬づえの悪影響から解放されましょう。

うつぶせ寝をする

西宮北口 歯医者 うつぶせ寝寝やすい姿勢は人それぞれですので、うつぶせで寝るのが快適という方もいるでしょう。

腹式呼吸をしやすく、舌が喉の奥に落ちることが無いため、いびきが出にくい姿勢といわれています。

そのため、高齢の方にうつぶせ寝をさせる施設などもあるようです。

しかし、うつぶせ寝は、お口の中へ影響が出やすい姿勢になりますので、歯科としては、あまりお勧めできない寝姿勢となります。

首に負担もかかりますので、一晩中のうつぶせ寝はお勧めしません。

特に成長期の方には影響が出やすく、歯並びが悪くなる傾向があります。

変えられるのであれば変えた方がいいでしょう。

うつぶせ寝は寝具、特に枕を変更すること で改善することができるといわれています。

自分に合った寝姿勢や寝具を見つけることで、質の高い睡眠を実現し、お口の健康もサポートしましょう。

舌で歯を押す癖がある

この癖は、他の人からわかりにくく、自分でも習慣化しているために自覚しづらいです。

特に、舌が前に出てくる癖を舌突出癖といって、出っ歯やすきっ歯の原因の一つとなります。上下の歯のかみ合わせが悪くなってしまうこともあります。

特に飲み込むときに舌を前に出す癖があると、かなりの頻度で舌で歯を押すことになりますので、影響が大きくなります。

乳歯が早く抜けてしまい、永久歯が生えてくるまでに時間がかかった時も、舌で歯の無い部分を気にして舌を突っ込んでしまい、歯が生えてもその癖を継続してしまうということもあります。

まずは、癖に気付くことが大切です。

心配であれば、確認してもらうことができます。

正しい舌の置き場所を覚えてもらうことや、お口の周囲の筋の筋トレや、矯正治療を行うことで改善する可能性がありますので、歯医者さんに相談してみましょう。

片噛みをする

片咀嚼ともいわれ、左右どちらかの歯で咬んでしまう癖です。

どうしても食べやすい側というのはありますが、極端になると、影響が出てきます。

片方の歯へ力の負担がかかったり、すり減りが起こったりするため、ひどくなるとかみ合わせのゆがみが起こったりします。

片噛みは、すぐに歯並びの悪化につながるものではありませんが、使う側のみ筋肉が発達して顔の輪郭に差が出できくるなど、筋肉バランスがくずれたりします。

特に成長期の子供において、歯並びや顎の成長に影響を与えると言われています。

虫歯などがあって、片方が噛みにくいということがあれば、早期に治療をして、左右均等に噛むことができるように改善する必要があります。

また、小さい頃から、左右均等によく噛んで食べるような食習慣を付けることも大切です。

片噛みをしているかどうかは、自分でわかりますので、食事の際に一度意識してみるといいでしょう。

お子さんの場合は、グミのような少し弾力のある食べ物を噛んでみて、どちらが噛みやすいか、どちらが力を入れやすいか聞くことで確認できます。

※ある程度自分で判断できる年齢になるまでは難しいので、それより前の年齢では、保護者の方が食事中に均等にモグモグできているかを確認してください。

悪習癖STOP!

頬づえや、片噛みは気づいた時に止める、しないように気をつける等意識して止められる事ですので、

なかなか難しいですが、自分の歯のために改善を心がけたいですね。

※テーマパーク 8020 口腔の機能と習癖

https://www.jda.or.jp/park/trouble/index09.html

※スタッフブログ 癖が歯並びに影響すると聞きましたが、どんな癖で起こりますか?

https://www.aobahiro-dc.com/column/2023/3200/

頬づえや、片噛みは気づいた時に止める、しないように気をつける等意識して止められる事なのでなかなか難しいですが、自分の歯のために改善を心がけたいですね。

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