日本口腔インプラント学会2018に参加してvol.1

2018年11月11日

こんにちは。

阪急西宮北口駅  東出口から徒歩3分の歯医者

あおばヒロ歯科クリニック

院長の水尻 大希です。

H30年9月の連休に日本口腔インプラント学会(歯科)に参加してきました。

今回のテーマは「超高齢社会への責任」
社会における、
「我々歯科医療従事者の責任」に立ち返ったテーマです。
以前は難しい症例を扱った発表が多かったですが、
近年は日本の大学病院でもインプラント科を設置し、
大学の研究者が学会を主導しつつあります。
根本的なテーマを扱うことが増えてきました。
ところで、そもそも・・・
「歯科のインプラント」って結局、どのくらい社会に役立ってるの?
ちょっと気になりますよね。
統計データ的には、インプラント治療全体の97%は成功します(ストローマン社製の場合))
上手く埋入されたインプラントは咀嚼能率の改善に大きく貢献しますので、
生野菜や果物でも問題なく噛める
→ 栄養状態も良好になる
→ 健康長寿につながる(と思われる…今後の研究報告待ち)
 この食品粉砕力のデータは
世界中の歯科医師・学者が参考にする
信頼性の高い論文雑誌のものなので、
参考にしていただいて良いと思います。^^;
また、

 

 

 

 

 

・ブリッジ治療の時のように隣の歯を削らずに済む

・他の歯が負担過重になることを防げる

など、残っている歯の負担を軽減でき、歯の本来の寿命を保てるメリットもあります。

 

 

つまり、インプラントは大きくわけて

①噛めるというメリット と

②残っている歯の本来の寿命を保つメリット

があるわけです。

 

しかし、
いいことばかりだと良いのですが、
超高齢社会に特有の新たな不安も浮上します・・・
今回はここまでです。
次回は、私が学会で気になったトピックスをお話します。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。(長い!)

西宮北口 阪急西宮ガーデンズ真横の歯医者さん
あおばヒロ歯科クリニック

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