小児歯科
Q. 子供は 何歳から受診できますか?
A. 何歳からでも歯が生えたら受診できます。
当院では、虫歯が心配な方は上の前歯が生える1歳頃から受診をお勧めしています。
特に心配なことが無い場合は、1歳半からをお勧めしています。
Q. 子供が泣いて受診は難しいと思うのですが?
A. 気にせずに受診してください。特に低年齢のお子さんは泣くのが当たり前です。
「歯医者さんで痛いことをされない」ということをわかってもらえるようになると、泣かずにお口をあけてくれるようになります。
長く時間はかかりますが、あきらめずに受診を続けてください。
Q. 初めての受診ではどんなことをしますか?
A. まずはお口の中のチェックや歯磨きの仕方、生活習慣のアドバイス等を行います。
無理に治療はせず、お子さまのペースに合わせて進めます。
Q. 親も一緒に診療室に入ることはできますか?
A. 入っていただけます。3-4歳になったから一人で診療ということはしておりません。
お子様が何歳になっていても希望があれば、一緒に入っていただいています。
お子様が一人でできるよ!というようになったら、保護者の方には受付で待っていただくようになります。
治療を見るのが苦手な保護者様は、無理に入っていただく必要はありません。治療内容・経過は、治療後に説明いたします。
Q. 子供の歯に穴が開いていますが、痛がっていません。生え変わるなら、虫歯の治療はしなくても大丈夫ですか?
A. いいえ、乳歯の虫歯を放っておくと、永久歯に影響が出る場合がありますので、乳歯であっても治療は必要です。乳歯も大切にしましょう。
永久歯がもうじき生えてくる場合は、治療しないこともあります。
Q. 子供には何歳から歯磨き粉を使うことができますか?
A. 歯が生えていたら、使用可能です。
うがいができないときはジェルタイプ。
うがいができるようになったら、研磨剤入りの歯磨き粉(白い練り歯磨き)も使用できるようになります。
当院でも販売がございます。歯磨き粉に迷ったらご相談ください。
Q. フッ素は安全ですか?
A. 適量を使用すれば、安全です。
当院では適正量を使用していますので、安心してください。
フッ素は効果的ですが、心配がある場合は塗布しませんので、申し出てください。
Q. フッ素塗布は必要ですか?
A. 歯の強化のためには塗布した方がいいと考えています。
定期的に使用することで歯の表面を強くする効果が高まります。
Q. フッ素洗口(フッ素のうがい)は何歳から可能ですか?
A. ブクブクうがいができる4歳からをお勧めしています。
低年齢のお子様の場合、当院で、ブクブクうがいができるかどうかを確認してからフッ素洗口をしてもらうか決めております。
確認できない場合は、フッ素洗口をしていただくことができません。ご理解ください。
Q. フッ素洗口液はどこで手に入りますか?
A. 当院で処方・お渡しが可能です。
次にご来院するまでの間に必要な量をお渡しします。
ドラッグストアなどでも入手できます。第3類医薬品です。
市販品は、225ppmまでの濃度の販売となります。
※450ppm濃度のものは、歯科医院のみとなります。
Q. 指しゃぶりはいつまでなら大丈夫ですか?
A. 3歳頃までは大丈夫です。4歳を過ぎても続く場合は歯並びに影響してきますので、やめるように積極的に働きかけをしましょう。
Q. 歯ぎしりをしているようですが大丈夫ですか?
A. 子どもの歯ぎしりは一時的なものであることが多いですので経過をみてもよいと思います。
過度に削れていたり痛みがある場合はご相談ください。
Q. 甘いものはどのくらいなら大丈夫ですか?
A. 食べる量よりも、食べる回数を減らすことが大切です。
「だらだら食べ」を避け、食後は歯みがきやうがいを習慣にしましょう。
Q. 永久歯が生えてこないようですが大丈夫ですか?
A. 生え変わりが遅い場合や左右差がある場合はレントゲンでの確認が必要です。
元々永久歯が無い場合や、他の歯に引っかかっている場合、横向きに潜っているということもあります。
乳歯のすぐ下に永久歯があれば、そのうち歯は生えてくることが多いです。
Q. 生えてきた歯が茶色くて心配です。治療が必要ですか?
A. 歯ができる時期に何らかの影響で、うまくできなかった「エナメル質形成不全」といわれる歯だと考えられます。茶色いからといってすぐに削って治療ではなく、フッ化物を塗って歯の質を強くしたり、しみるようであればセメントやプラスチックで覆うなどの処置をします。
Q. 乳歯の神経をとって、永久歯に影響はありませんか?
A. 神経をとっても永久歯に影響はありません。乳歯と永久歯は別物です。
乳歯の根の先に膿がたまってきたのに、神経を取らずにそのままにしておくと永久歯に影響がでることがあります。












