口腔外科

Q. 手術や抜歯のあとに注意することはありますか？

A. 当日は強いうがい・飲酒・喫煙・激しい運動・長風呂は避けましょう。
また、麻酔がきれてからお食事をするようにしてください。
歯を抜いたところにできる血の塊はかさぶたの役割を果たしています。それが取れると治りが悪くなるため刺激をしないように過ごすのが大切です。
また、血流が良くなると、痛みを感じやすくなることがあるため、無理をせずお過ごしください。

Q. 親知らずを抜いたほうがいいですか？

A. まっすぐに生えていて問題が無ければ抜く必要はありません。
親知らず付近が磨きにくくて虫歯になっている、歯ぐきが頻繁に腫れてくる、斜めに生えて磨きにくいなどは抜歯を検討します。その場合、レントゲンやCTで診断が必要となります。
生え方によっては、病院の歯科口腔歯科をご紹介になる場合もあります。

Q. 親知らずをすぐに抜いてもらえますか？

A. 上の歯の親知らずは生え方によってはすぐ抜歯が可能な場合がありますが、下の歯の親知らずは、顎の中にある神経との位置関係を検査し、抜歯の際に起こることをご説明してから抜歯する必要があるため、すぐの抜歯ではなく、改めて別日にご予約いただいてからの抜歯となります。

Q. 親知らずの抜歯は痛いですか？

A. 麻酔をして行うため、抜歯中に痛みを感じることはほぼありません。
抜歯後は腫れや痛みが出ることがありますが、数日で落ち着いてきます。
腫れのピークは2-3日です。
歯ぐきの切開や骨の切削が必要だった場合は、術後の痛みが強く出る傾向があります。
痛みも、痛み止めで痛みをコントロールすることがほとんどです。

Q. 高齢なのですが、歯を抜いても大丈夫ですか？

A. 全身状態が良ければ、年齢問わず抜歯は可能です。
全身状態にご不安がある場合は、病院の歯科口腔外科で抜歯となる場合があります。
※紹介状が必要です。
また、安全に治療するため、かかりつけ医に現在のお体の状態を確認する場合もあります。

Q. 口をぶつけて歯が抜けたり折れたりしたときはどうすればいいですか？

A. 歯が抜けた場合、抜けた歯の根の部分を極力触らず、乾燥させずに牛乳や生理食塩水に浸してすぐに歯科医院へお持ちください。早ければ元の位置に戻せることもあります。
折れた場合、特に痛みがでているときは、なるべく早めに連絡・受診をお願いします。
受診の際、歯の折れた破片がある場合は一緒にもってきてください。
骨折等を伴う処置が必要となる場合、病院の歯科口腔外科にご紹介する場合があります。